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ベトナムオフショア開発の特徴

GCode-image2022/04/01

オフショア開発とは

オフショア開発とは、インド、中国、ベトナムなどの東南アジアの国などの、人件費の安い海外の国へシステム開発を委託することを指します。

プログラミング言語は世界共通であるために、プログラムの仕様さえ正しく伝われば、どこの国でも開発ができます。

オフショア開発は日本でも積極的に利用されていますが、日本のシステム開発市場10兆円のうち、オフショア開発の比率は約1%と言われており、これからもまだシェアは伸びると予想されます。

(拡大余地大きいITオフショア開発 https://www.bridge-salon.jp/report_bridge/archives/2019/07/190731_6191.html

国ごとのオフショア開発事情

インドでは早くからオフショア開発として利用されてきたことから、プログラマーは英語が話せて高い技術を持っており、欧米からの依頼が多く人件費は高騰しています。

中国も同様に経済の発展によりコストが高くなってきています。

東南アジアは前述の国と比較するとコストが安く、オフショア開発にとっては魅力的な国が多くあります。

この技術力・コストパフォーマンスのバランスが取れている国がベトナムであり、昨今のオフショア開発では委託先としてトップとなっています。

(オフショア開発案件国別割合 https://www.offshore-kaihatsu.com/faq/doukou.php

ベトナムオフショア開発の特徴

国がインフラ面を推進している

ベトナムは国が政策としてITを強く進めています。

インフラがよく、ネットが普及しており、WiFiスポットも一般的なものとして繋がるようになってきています。

(アジア主要国のインターネット普及率 http://www.garbagenews.net/archives/1859537.html

教育の下支え

ベトナムでは、オフショア開発の候補となるよう、技術の高いエンジニアを育てています。

日本語教育も小学生から第一外国語として行われています。

(外国語教育について http://www.garbagenews.net/archives/1859537.html

ベトナムには優秀で真面目な人材

ベトナムでは、家族を何よりも大事に考える文化があります。そのために家族の生活を助けるために高い収入を得て働きたいという方が多くいます。

また、ベトナムは発展途上国であり若い層の人口が多く、競争の激しい中で学業を修めたり、技術の習得に積極的です。

エンジニアの平均年齢が若く、技術を吸収しやすい上に、仕事を得るために勉強に真剣です。

プロジェクトでは一緒にチームとして働きやすく、プロジェクトに貢献をしようと進んで協力をしてくれます。

ベトナムと日本との時差は2時間

日本とベトナムの時差は2時間です。

日中に障害が発生し、不具合修正を急ぎで依頼したいときにはほぼリアルタイムでコミュニケーションができます。

日本時間午前10時であれば、ベトナム時間では8時なのでオフィスに出社をさせておくことができるので、時差によって困ることはほとんどありません。

株式会社GCode
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日本との距離が近い

日本から主要都市への直行便が出ており、移動時間で6時間です。

日帰り出張ができることからベジネスでの日本との交流も多くあり、日本料理屋が多く見られます。

実際に日本人も多く住んでいます。

日本流「ホウレンソウ」が定着している

ベトナムは日本が好きな国のトップとしてあがるなど、フレンドリーに受け入れてくれます。

(国別の高感度 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000039.000004729.html

ベトナムのオフショア開発会社では、すでに多くの日本企業が進出していることから、日本企業との働き方にも慣れていることが多いです。

日本企業で意識のされる「ホウレンソウ」という言葉は伝わっていて、日本の開発において進捗報告を大事にすることを理解しています。

オフショア開発の課題

コミュニケーションの問題

クライアントはブリッジエンジニア(BrSE)と呼ばれる日本語のできるエンジニアを通して指示が出すケースが一般的です。

ブリッジエンジニアは通常は日本語を理解できる外国人であることが多く、言葉が伝わりにくい、業務について理解していない、という問題がよく聞かれます。

またプログラマは日本語を理解していないまま開発をしているので、システム表記の誤字が見つけられないということがあります。

オフショア開発会社でチェックなどで日本人によるフォローができているかという点は重要となってきます。

業務の理解力の問題

ブリッジエンジニアが要件・仕様を開発チームに伝えるためには、業務の理解ができている必要があります。

窓口となるブリッジエンジニアが日本で長年生活してきたことがなど、見ておくとよいでしょう。

クライアントが業務の説明をしても理解ができず、コミュニケーションコストが高くなったり、誤った仕様となってしまうリスクがあります。

ただ、最近は日本語のできる人も増えていること、日本の案件が増えてきていることから、業務の理解も徐々に一般的になってきています。

日本のUIUXには弱い

デザインやUX設計をデザイナーに任せると、言語がわからないという点から内容がちぐはぐになってしまうこともあります。

考え方、文化の違い

日本人とは考え方の違いがあるので、サービス残業など日本式では通せないことがあります。

(ベトナム人の考え方 https://global-saponet.mgl.mynavi.jp/culture/3025#chapter-5

考え方の違いを理解し、相手を尊重して信頼関係を築き上げることが大事です。

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