オフショア不安5つを“最小対策”に:中小SIer向けチェックリスト|GCode

オフショア不安5つを“最小対策”に:会議を増やさない、中小SIerのための運用設計|GCode

GCode-image2025/12/26

週次会議が終わった直後、チャットに「これも追加で」「確認だけお願いします」が流れてくる。
決める人が曖昧なまま、気づけば“SIer側で吸収”が積み上がる——そんな瞬間、ありませんか。

オフショアの不安は、気合やマイクロ管理で消えるものではありません。
必要なのは、会議を増やさずに効きやすい“最小の運用セット” です。

この記事は、よくある不安(管理・品質・セキュリティ・連携・進捗)を、最小セット(3つの型) に落として整理します。
増やすべきは会議ではなく、情報と意思決定の“形” です。


まず結論:不安は「3つの型」で小さくしやすい

中小SIerが疲れる原因は、能力不足よりも“運用が曖昧で現場が吸収し続ける構造”にあります。
最初に置くべき型は、次の3つだけです。

  • 1枚週次レポート:会議ではなく「情報」で整える
  • 最小QAゲート10:品質の最低ラインを固定する
  • 責任境界(RACI)+意思決定線:判断待ち(詰まり)を作りにくくする

これだけで、オフショアは「安いから」ではなく、安全にスケールしやすい手段として扱いやすくなります。


不安5つは、3つの型に集約できる

  • 管理工数が増えそう → 1枚週次レポート意思決定線
  • 品質が読めない → 最小QAゲート10
  • セキュリティが心配 → 前提の最小合意(開始前チェック)
  • 連携が噛み合わない → RACI+意思決定線1枚週次
  • 進捗が見えない → 成果物/マイルストーン1枚週次

最初に置くなら、会議の代わりになる1枚です。

オフショア不安5つを“最小対策”に:会議を増やさない、中小SIerのための運用設計|GCode


公開サンプル:会議を増やさない「1枚週次レポート」

最初は荒くてOKです。Decisions needed(決めること)だけ埋めるところからでも回りはじめます。

1枚週次レポート(コピペ用)

  • Summary(概要):今週の結論(1–2行)
  • Progress(進捗):完了した成果物/差分(3–5点)
  • Risks(リスク):懸念・詰まり・影響(最大3点)
  • Next(次週):次に出る成果物と期限
  • Decisions needed(決めること):項目/期限/決裁者(最重要)

記入例(Decisions needed)

  • 追加要件A:1/28までに可否判断/決裁者:XX部長(影響:2人日)
  • リリース日:2/5 or 2/12の確定/決裁者:PMO(影響:検収計画)

会議を増やす前に、まず“判断が通る形”を揃える。ここが効きやすいです。


最小チェック:3つの型だけ、先に置く

1枚週次レポート(管理・進捗・連携の土台)

  • 入口(窓口/チャンネル)を1つに統一する
  • 判断事項は週次1枚に集約する
  • 遅延は「理由」より先に、影響と次の一手を出す

最小QAゲート10(品質の最低ライン)

  • 受入条件(Acceptance)が明確
  • テスト結果の証跡が残る(最低限)
  • 例外/エラー時の挙動が確認済み
  • リリース手順・影響が共有されている

RACI+意思決定線(詰まりを作りにくくする)

  • 誰が決めるかが明確(決裁者が見える)
  • 誰が責任を持つかが明確(境界が見える)
  • 変更(CR)は入口があり、承認者と期限が決まっている

前提の最小合意(セキュリティ開始前チェック)

  • データ区分(個人情報/機密)の整理
  • アクセス権限の範囲
  • 端末/保管/ログ/共有方法の前提

ダウンロード

※これは「テンプレ一式」ではありません。
まず30分で状況整理が進む、最小セットだけをお渡しします。

「SIer向け:会議を増やさないオフショア運用 最小セット(1枚ガイド)」内容(2点のみ)

  • 自己診断シート(1枚):不安5つを採点して、優先順位を出す
  • 次の一手ガイド(1枚):最小セットを置く順序(週次1枚→QA→RACI)

30分で得られること(3つ)

  • どの不安から手を付けるべきか(優先順位)が決まる
  • 来週やる「最初の1アクション」が決まる
  • 先に合意すべき前提(セキュリティ含む)が1枚で整理できる

提供方法(3段階)

  1. 公開(Public):本記事内の公開サンプル(1枚週次レポート)
  2. DL(Download)SIer向け:会議を増やさないオフショア運用 最小セット(1枚ガイド)(自己診断1枚+次の一手1枚)
  3. 面談(Meeting):30分で貴社の前提に当てはめ(売り込みなし/NDA可)

向かないケース

  • すでに運用が成熟しており、改善余地が小さい
  • 今期は体制変更が難しく、運用ルールを動かせない
  • 標準プロセスが強固で、外部の型を入れにくい

必要なら、ここからで大丈夫です

営業は行いません。合わなければ、その場で終了で大丈夫です。
まずは「どこを最小で整えるか」を一緒に整理し、無理のない一手に落とします。

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